高松市の皮膚科 渡辺医院

渡辺医院|高松市 番町の皮膚科、泌尿器科

〒760-0017 香川県高松市番町1-7-22
TEL:087-851-2067
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診療案内

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、「増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。またアトピー素因とは、「(1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)、または(2)IgE抗体を産生しやすい素因」と説明されています。 症状はかゆみを伴う発疹で、皮膚が乾燥してざらざらすることが多いです。肘や膝の内側のくぼみ、顔、首などによく現れます。病因としてはほこり・カビ・ダニなどのアレルギーによる場合と、アレルギーが認められない場合に分かれます。遺伝子の関わりも研究されています。

じんましん(蕁麻疹)

じんましんは全身もしくは一部の皮膚に、大小さまざまな発疹が現われ、強いかゆみを伴う症状です。発疹は数分から数時間で消えてなくなります。アレルギー体質の人に多く見られるともいわれますが、外部刺激やストレス、食品(サバ、エビ、卵など)などでも起きますので、はっきりとは原因は分かっていません。原因が分かっている場合には、その物質との接触を避けます。抗アレルギー剤やステロイド剤を使うこともあります。

爪白癬(爪水虫)

皮膚糸状菌(白癬菌:カビの一種)が足に感染して起こる病気です。感染の機会は非常に多くあります。家族内に白癬菌の感染者がいる場合、同じ施設での集団生活、プールや共同浴場の利用などは特に感染の危険性が高くなります。

爪に感染すると、爪が白く濁ったり、黄色くなったりします(爪白癬)。この場合は特にかゆみもないため、治療されずに放置されているケースが目立ちます。

帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じく、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。子供の頃に治癒した水ぼうそうのウイルスが生き残っていて、神経節内に潜伏していたものが再活性化し、発症します。60歳以上の人に多く見られます。
症状としては、神経線維にそってまず痛みや違和感が見られます。その後、左右どちらかの皮膚に神経線維にそった形で帯状の発疹や水ぶくれが出るのです。発症部位は、胸や背中が最も多く、ほかに首や顔、腕、太ももなどにも見られます。時に結膜炎や顔面神経マヒなどを合併することがあります。

脂漏性角化症(老人性いぼ)

年配の方の顔面によく見られ、褐色から黒色をしているざらざらしたしこりです。悪性化の恐れはほとんどありませんが、かゆみを伴うことがあります。
液体窒素の冷凍凝固治療が基本ですが、色素沈着を起こしたり、効果が少なく、根治までには複数回行う必要があります。

前立腺肥大症

前立腺肥大症は、50歳以降の男性に起こりやすく、年齢とともに前立腺組織が大きくなってしこり(結節)になり、頻尿あるいは尿が出にくくなるといった排尿の異常が起こります。
前立腺の肥大は、中年以降ほとんどの男性に認められます。原因はアンドロゲン(男性ホルモン)の関与です。老年になってアンドロゲンの分泌が減ると前立腺は萎縮し、前立腺の内側にある尿道周囲域や移行域の性ホルモンのバランスが崩れるために、増大して大きくなり、前立腺肥大や結節の増大が起こると考えられます。

膀胱炎

膀胱炎は、細菌感染で膀胱に炎症を起こす病気です。泌尿器科の病気の中でもっとも多く発生します。女性が圧倒的に多く、特に20歳以上の性活動期の女性が発症しやすい疾患です。
原因のほとんどは大腸菌などの感染です。長時間にわたる尿意の我慢、風邪、疲労、月経などで防御機能が低下している場合、尿流通過障害、性交渉などで、細菌が尿道から膀胱に侵入して起こります。

STD(性感染症)

性行為などによって感染する病気のことです。性病と同じという認識の方も多いですが、性行為でうつる病気がSTDにあたります。淋病、梅毒、HIV感染、伝染性単核球症、B型肝炎、尖圭コンジローマ、トリコモナス、マイコプラズマ、クラミジア、ヘルペスなどがあります。

性感染症(STD)は、出来るだけ早く治療を行うことが重要になります。治療が遅れれば、もちろん症状がそれだけ悪化していきます。「痛み」「ヒリヒリする」「かゆみ」「しびれる」「できものがある」「腫れ」などの症状があり、少しでも不安と感じましたら、一人で悩まずにぜひご相談ください。